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東証続落、500円超安 米株下げ、1カ月ぶり水準


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 30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。終値は前日比502円74銭安の3万8054円13銭で、4月26日以来約1カ月ぶりの安値水準を付けた。
 前日の米国株式市場で主要な株価指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が売られてほぼ全面安となる場面もあった。
 30日午前の国債市場で長期金利の指標である新発10年債(374回債、表面利率0・8%)の利回りが一時1・100%まで上昇したことも重荷となった。
 平均株価の下げ幅は朝方に一時900円を超え、節目の3万8000円を割り込んだ。午後に入ると割安な株を買い戻す動きも出て、下げ幅を縮めて取引を終えた。