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トヨタなど不適切事案 国交省 立ち入り検査を検討


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ダイハツ工業などによる認証不正問題を受け、国土交通省が自動車メーカーに求めた社内調査で、トヨタ自動車など複数社で不適切な事案が発覚したことが1日、分かった。国交省やメーカー側が近く公表する見通し。国交省は報告内容を精査し、立ち入り検査の実施などを検討する。
 自動車の大量生産に必要な「型式指定」の認証を巡り、トヨタグループのダイハツや豊田自動織機で不正が相次いだことから、国交省は1月末以降、自動車メーカーや装置メーカーなど約80社に不正の有無の調査と報告を求めていた。
 関係者によると、トヨタなど複数社で不適切な事案が発覚し、既に国交省に伝えた。悪質性などを含め詳細は明らかになっていない。