有料

自然環境保全へ 北部広域に寄付 イオン琉球が81万円


自然環境保全へ 北部広域に寄付 イオン琉球が81万円 北部広域市町村圏事務組合理事長の渡具知武豊名護市長(左から2人目)に、やんばるちむどんどんWAONによる支払いの一部を寄付金として贈ったイオン琉球の鯉渕豊太郎社長(同3人目)=5月31日、名護市のイオン名護店
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】イオン琉球(南風原町、鯉渕豊太郎社長=写真左から3人目)は5月31日、世界自然遺産に登録された、やんばる地域の環境保全に役立ててもらおうと、北部広域市町村圏事務組合に81万7607円を贈った。寄付金は、2022年9月に発行を始めた電子マネー「やんばるちむどんどんWAON」で支払われた金額の0・1%に当たる額で、同社は今後も継続して支援する考え。
 名護市のイオン名護店で開かれた贈呈式で、鯉渕社長は「現在は1万4千枚まで持っていただいているが、少しでも『やんばるちむどんどんWAON』を広めていく機会をたくさん設けたい。豊かな自然をお客さまと一緒に守っていきたい」と述べた。
 寄付金目録を受け取った、同組合理事長の渡具知武豊名護市長=同2人目=は「(寄付金は)自然環境の保全、環境問題の解決のために活用する」と感謝した。贈呈式には同組合理事の知花靖国頭村長=同左端=も出席した。 (池田哲平)