有料

全面解禁、ウーバーも参入 日本版ライドシェア 「安全性提供」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 米配車大手ウーバー・テクノロジーズのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は3日、東京都内で記者会見し、一般ドライバーが有料で客を運ぶ「ライドシェア」が全面解禁となれば「ウーバーも参入する」と表明した。規制緩和による日本版ライドシェア開始は「重要な前進だ。議論の継続を期待する」と歓迎した。
 全面解禁で、国民がさらに便利で安価な交通手段を確保しやすくなると意義を強調。訪日外国人観光客をより迎えやすくなり、副業でハンドルを握る運転手の収入も増え「経済活動の活性化につながる」と訴えた。
 ウーバーは世界70カ国、約1万1千の都市でライドシェアやアプリを通じたタクシー配車のサービスを展開している。国内では23都市で約200社のタクシー事業者と、アプリ配車事業で連携している。
コスロシャヒ氏は、根強い懸念のある安全性について「ウーバーは世界最高水準の技術や手法、日本ならではの配慮を組み合わせて、国民が期待する高い安全性を提供できる」と説明した。