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タクシー業以外 全面解禁に慎重 全国知事会長


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 一般ドライバーが有料で客を運ぶ「ライドシェア」を巡り、全国知事会長の村井嘉浩宮城県知事は3日の記者会見で、IT企業などタクシー事業者以外の参入を認める全面解禁に慎重な姿勢を示した。安全面などの課題があるとして「一足飛びにIT事業者に門戸を開くのは慎重であるべきだ」と述べた。
 村井氏は、タクシーに通常設置されているアクリル板や、緊急事態を外部に知らせる機能がないと指摘。「客と運転手の安全が同時に確保されないといけない」と強調した。
 4月から各地で始まっている日本版ライドシェアについて「成果をしっかり見届けたい」とした。