○…社長を退任し、会長に就任予定の大同火災海上保険の与儀達樹氏。最後の決算会見で「台風に左右されない財務基盤強化が一番のテーマだった」と、この6年間のかじ取りを振り返った。社長に就任した2018年から大型の台風24、25号の襲来や新型コロナウイルス感染拡大など、幾度となく難しい経営局面を乗り越えてきた。
○…24年3月期決算も台風6号の影響で過去2番目に高い支払保険金となったこともあり「厳しい決算だった」と吐露した。一方でコロナ禍が明け、強化していた営業部門で目標は達成したことに触れ、「全体としては前向きになれる」とも付け加えた。
これからの経営環境について「環境の変化が激しい時代にどう対応するか。胆力と突破力が重要だ」と強調。次代を担う経営陣にエールを送った。
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大同火災海上保険社長 与儀達樹さん 台風に左右されない基盤
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琉球新報朝刊
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