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シングルマザー支援で法人化 レキサスなど3者、雇用安定へ


シングルマザー支援で法人化 レキサスなど3者、雇用安定へ 研修を受けるシングルマザーのメンバーたち(Every Star Story提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 良太

 IT企業のフォーデジット(東京都、田口亮CEO)、レキサス(うるま市、比屋根隆社長)、民間ファンドのうむさんラボ(浦添市、同)は5日までに、シングルマザーの職業訓練や就労支援を手掛ける一般社団法人「Every Star Story(エブリィスターストーリー)」を設立した。

 これまで「MOM FoR STAR(マム フォー スター)」や「ゆいといろカレッジ」といった事業でシングルマザーの就労支援事業をそれぞれ手掛けていたが、活動を集約し、一般社団法人化で運営の課題解決も図る。

 エブリィスターストーリーの代表理事には、うむさんラボ取締役の山川伸夫氏が就任した。山川氏によると、長期的には現在手掛けているIT以外の分野でも研修などを実施してシングルマザーなどの職業スキルアップを支援し、雇用安定化を図る計画だ。

 法人化によって研修を受けた人の直接雇用もでき、個人の事情に応じた在宅やフレックス勤務など柔軟な働き方を後押しできる。今後はパートナー企業の拡大や行政との協力なども進める考えで、法人化でその受け皿となることができるという。

 運営資金を募るクラウドファンディング(CF)も実施している。CFサイト「キャンプファイヤー」で「MOM FoR STAR」で検索できる。

 (島袋良太)