クボタは8日、堺市の堺製造所で、6日から開催している技能競技会の様子を報道陣に公開した。中国やタイ、インドといった海外17拠点から最多となる75人が参加し、計216人が金属加工や設備の維持管理などの技術を競い合った=写真。2012年からほぼ毎年開催しており、工場現場で働く従業員の技術を高める狙い。種目は、金属の円筒の棒を指定された形に削り出す「旋盤」など計14。
視察した北尾裕一社長は「基本的、基礎的な技術がないと、本当の意味での品質担保や新しいものづくりはできない。技術の底上げにつなげたい」と話した。
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クボタ製造所で 技能競技会公開 海外から75人参加
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琉球新報朝刊