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久茂地都市開発 3月期増収減益 株主総会 沖縄


久茂地都市開発 3月期増収減益 株主総会 沖縄
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 那覇市のパレットくもじビルを管理・運営する久茂地都市開発は24日、株主総会を開いた。2024年3月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比13・1%増の10億2360万円と増加した一方、経常損失1535万円、純損失は1564万円と赤字を計上した。

 施設管理を一元化したことで新規収入を計上した一方で、共用ワークプレイス「relark(リラーク)那覇」の開業赤字、人員増加に伴う経費増加や台風6号の破損除去の特別損失などが響いた。

 役員人事は、新たな非常勤取締役に、沖縄振興開発金融公庫融資第一部産業振興出資室長の池添昭二氏(57)、沖縄銀行常務の我那覇健氏(57)、琉球銀行常務執行役員の渡名喜郁夫氏(55)が就いた。非常勤監査役に、大同火災海上保険執行役員経営企画部長の山里武司氏(55)が就いた。糸数剛一会長と我那覇学社長は再任された。