帝国データバンク沖縄支店が5日発表した2024年上半期(1~6月)の県内企業の倒産(負債額1千万円以上)は、前年同期比1件減の20件、負債総額は11・2%減の17億5100万円だった。負債額が10億円を超える「大型倒産」はなかった一方、資本金別で100万円以上1千万円未満の企業が14件を占めた。
6月単月は前年同月比2倍の4件、負債総額は約20倍の6億500万円。内訳はDVDレンタルショップなどを手掛けていたデライト(沖縄市、負債額5億5千万円)など。
同支店がまとめている県内の景気DIは6月が54・5で、前月比0・6ポイント悪化したものの15カ月連続で47都道府県別で全国一だった。
(當山幸都)