「モテたいなら髪型だよね」「ファッションだよね」なんて考えが頭によぎるのが夏も終盤の8月。雑誌の特集が秋の気配を感じさせるこの時期は、沖縄が常夏の邦(くに)であったとしても、季節先取りに髪型を意識してしまう頃合いでもある。
美容業界に携わるようになり、今まで考えたこともない分野に全方位で開眼した気がする。美容とウェブを組み合わせた教育の新たなビジネスモデル創出の可能性、労働市場で高い即戦力となる人材育成、産学連携などなど。一人一人の魅力をより分かりやすく発信するのに大いに役立つのが美容の力であろう。
特に髪型はその方の印象を一変させる。ヘアスタイルとは、その人物の頭の中の考えと自己プロデュース力の融合なのか!そう思いつくと、何だか自分が思慮深い上質な大人になった気分である。
ところで、人生100年時代においてモテることは重要である。きっと仕事をする上でもメリットが大きい。それになんといってもモテる人はおそらく自分自身が幸福に生きられるのだ。
自慢しちゃうと本校では、学ぶことのできる選択肢が多様だ。美容師国家資格についてだけではなく、メイク、ネイル、ウエディング、エステ、まつエク、ヨガ、三線等と幅広くプラスアルファが学べる。
「選択肢の多い美容学校」という幸福へ進む最高の環境にいる校長のわたくし。だからこそ、年を重ねる毎(ごと)にモテる女性になってみせようじゃないかと意気込む今日この頃である。
琉美インターナショナルビューティカレッジ校長。1962年5月、山口県生まれ。32年間、沖縄県立学校に勤務し、糸満高校、南風原高校、名護高校で校長を歴任。2023年3月名護高校を退職。同年4月から現職。県教育委員会委員。趣味は読書、ガーデニング。