コザ信用金庫(沖縄市、喜友名勇理事長)は6日、創立70周年記念式典・祝賀会を、宜野湾市のラグナガーデンホテルで開いた。
「地元とともに」を掲げるコザ信金の喜友名理事長は、「目まぐるしく変化する環境の中で、県内唯一の信用金庫としての社会的使命を果たしていくことが、これまで以上に求められる。原点の『相互扶助』『共存共栄』の精神を念頭に置き、役職員一丸で地域経済を支えていきたい」とあいさつした。
喜友名理事長は信金中央金庫、東京都信用金庫協会とも連携し、「全国254の信金の強力なネットワークで総力を結集し、業界の『つなぐ力』を発揮していく」とし、この日集まった関連企業や機関などへの日ごろの感謝を述べた。
会場には関係者多数が訪れ、これまでの企業努力をたたえた。来賓で玉城デニー知事、平田嗣巳沖縄市副市長らも駆け付け、祝辞を述べた。
祝賀会では東京五輪の空手形金メダリストで劉衛流龍鳳会の喜友名諒さんと、金城新さん、上村拓也さんが勇壮な演武を披露した。
(石井恭子)