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マイナ保険証 登録検討を 12月以降、保険証発行が終了 <けいざい風水>


マイナ保険証 登録検討を 12月以降、保険証発行が終了 <けいざい風水>
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 皆さまはもうマイナンバーカードをお持ちでしょうか? 総務省データによると沖縄県は残念ながら全国最下位の普及率となっています。

 総務省のホームページにはマイナンバーカードの目的として行政の効率化、国民の利便性向上、公平・公正な社会の実現が挙げられています。

 マイナンバーカードの発行は2019年10月以降に発行された通知カードに基づき国民が自ら行うこととなっています。そのため(1)自らカード発行手続きを行う不便さ(2)現状として必要性を感じない(3)情報流失が怖い―などが普及を妨げる要因となっています。

 ところが、最近のテレビCMでもアナウンスされているように、24年12月以降、新たな保険証発行が終了します。今後はマイナンバーカードが保険証の代わりになる「マイナ保険証」(別途、スマホ・コンビニ・医療機関のいずれかで手続き必要)として利用されることとなります。

 そのため、マイナンバーカードは今後、われわれ国民が生活する上でより身近で必要なアイテムとなります。たとえば急病で救急医療が必要となった場合、マイナンバーカードをマイナ保険証登録して保有していると普段通院している医療機関や持病の有無、服用している薬などの確認ができ、的確な医療サービスが受けられることも期待されています。

 保険証発行の終了期限が迫っています。まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、カードの作成、ならびにマイナ保険証登録を検討されてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
山城 孝 沖縄銀行 石嶺支店長