沖縄振興開発金融公庫は、民間資金活用による社会資本整備(PFI)などについて学ぶセミナーを25日に那覇市の県立博物館・美術館講堂で開いた。
パシフィックコンサルタンツ(東京)の下長右二社長室理事=写真=が、運営を行政と民間が連携して行うPPPやPFI事業で、民間事業者からノウハウやアイデアを募るサウンディングの効果的な実施方法などについて講演した。
下長氏はサウンディングでは重要リスクや事業採算性、成立可能性を提示し、官民の役割分担を整理することなどが重要だと強調。「官民の認識ギャップを埋める第一歩だ」と話した。
(與那覇智早)