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金融商品の選択について 金融知識学び運用検討を <けいざい風水>


金融商品の選択について 金融知識学び運用検討を <けいざい風水>
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 皆さんは、どのような金融商品をお持ちでしょうか。保有する金融商品を決める場合にどのようなことに重点を置いて選んでいますでしょうか。

 金融広報中央委員会が行っている「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯)」の中に「保有する金融商品を決める場合に、どのようなことに最も重点を置いて選んでいますか(金融資産を保有している世帯)」という設問があります。

 2014年には、収益性16・7%、安全性45・7%、流動性25・1%、その他11・0%と安全性重視で金融商品を決めている人の割合が最も高かったのですが、23年の調査結果では収益性35・1%、安全性30・0%、流動性20・4%、その他14・6%と収益性を重視して決めている人の割合が最も高くなりました。

 昨今では、預貯金の保有だけではなく、元本割れを起こす可能性があるものの、収益性の高いと見込まれる株式や投資信託などで運用を検討する人も増えているようです。例えば、NISAやiDeCoでの運用もその背景にあると考えられます。

 目的によって、何を重視して選択するのかは異なりますが、金融知識を身に付けることで、選ぶことができる商品の幅が広がります。正しい金融知識を身に付け、数多くの金融商品の中からご自身の資産状況やライフステージに応じた商品を選ぶことが重要です。

この記事を書いた人
比嘉 帆菜 おきぎん経済研究所