ヘリオス酒造(名護市、松田あすか社長)は29日、同社として7番目となるクラフトビール「島ビールセッションIPA」を県内各小売店で発売する。インディアペールエール(IPA)をベースにしつつ、苦みは少し抑え、アルコール度数も4・5%とし、パッションフルーツの果汁を使って爽やかな味わいに仕上げた。
缶のデザインはジンベエザメや南国の風景をちりばめた。常温保存可能で、賞味期限は製造日から9カ月あり、土産品などとしての需要も掘り起こす。オープン価格で1本税抜き340円程度(350ミリリットル入り)。
ヘリオス酒造のモルトウイスキーにイギリス製のモルトウイスキー、グレーンウイスキーをブレンドした「暦(れき)ブレンデッド」も11月1日に新発売する。度数は40度で700ミリリットル入り。税抜き2454円。
両商品は25~27日に開催される「第48回沖縄の産業まつり」で先行お披露目し、ビールは会場で「たる生」でも提供する。400ミリリットルで500円。会場では泡盛の21年古酒「主(ぬーし)」も限定販売する。1本1万円程度の予定。
(島袋良太)