第72回日本PTA全国研究大会川崎大会が23、24の両日、神奈川県川崎市とどろきアリーナで開かれた。
全国から約3000人、沖縄県から161人のPTA関係者が参加した。持続的な幸福な場を意味する「ウェルビーイング」の実現に向けて交流し、PTAのあり方について話し合った。
大会はこれまでの分科会をなくして1会場で行われ、講演などの合間に4人1組での話し合いを頻繁に取り入れた。各地の交流、縁を生かし、行動につなげることを意図した。
県PTA連合会の玉城博紀会長(45)は「いろいろな地域の参加者が交流を持てるのがすごくいい。ウェルビーイングについて自分の幸せが子どもにもうつること。心の余裕、家庭の幸せがPTAの幸せに広がると学んだ」と語った。
浦添市立沢岻小PTA会長の根間一英さん(51)=浦添市消防本部=は「外国人の保護者も加わった新しい環境でのPTA活動を報告し、栃木の過疎の中での活動状況を知ることができた。親として見守りながら、子どもたちの笑顔につなげたい」と述べた。
(関戸塩)