第31回県高校ロボット競技大会(県工業教育研究会・県高校文化連盟主催)が6日、浦添市の浦添工業高校であった。アイデアロボットの部で浦添工業の「てだこ1号」が優勝した。八重山商工の「八商工 ウシュマイ」が準優勝し、2校が10月に開催される全国大会の出場権を獲得した。
県内の工業高校8校から74チームが出場し、技術力や独創性を競った。アイデアロボットの部は制限時間内に複数の課題をこなし、獲得したポイントで順位を競う。浦添工業は八重山商工とポイントで並び、ロボットがより軽量だった浦添工業が勝利。ロボットを操作した1年の波平悠希さん(15)は「勝ててほっとした。設計の見直しなどをして全国大会に備える」と語った。
ロボット相撲の部は、3キロ級自立型で那覇工業の「進みます1号」、同ラジコン型で沖縄工業の「天津」、500グラム級自立型で美里工業の「金船」、同ラジコン型で美里工業の「M3」が優勝した。
アイデアロボットの部は上位2校が全国産業教育フェアでの全国大会(栃木県・10月27日)、ロボット相撲の部は各種目の上位が全日本ロボット相撲九州大会(福岡県・10月27日)に派遣される。その他の結果は次の通り。
【アイデアロボットの部】3位 ZOUSAN(美来工科)
【ロボット相撲3キロ級自立型】2位 snail(浦添工業)▽3位 うごく点P(沖縄工業)
【ロボット相撲3キロラジコン型】2位 王花(沖縄工業)▽3位 トップギア(同)
【ロボット相撲500グラム級自立型】2位 尚円王(那覇工業)▽3位 GT7(美里工業)
【ロボット相撲500グラム級ラジコン型】2位 J-JAL(美里工業)▽3位 白鵬(同)
(高橋夏帆)