「オリジン」が国内外で賞獲得 瑞穂酒造「オリジン」 泡盛ベースのクラフトジン


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泡盛ベースのクラフトジン「ORI―GiN1848」の1年間の受賞について報告する瑞穂酒造の玉那覇美佐子社長(中央)、製造部の仲里彬主任(右)、営業企画部の玉那覇三貴次長=23日、那覇市泉崎の琉球新報社

 瑞穂酒造の玉那覇美佐子社長らが23日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、昨年10月に発売した泡盛ベースのクラフトジン「ORI―GiN1848」が、国内外の鑑評会などで三つの賞を獲得したと報告した。

 ロンドンで開催され、世界的に権威のある「インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション」でブロンズ賞を受けた。スコアは88点で、「フルーティーでフローラルな風味が満載の複雑で珍しいジン。非常にドライで、優しい甘さと全てのフレーバーの素晴らしい相互作用がある」と評された。

 6月の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」では銅賞を受賞。2018年度の那覇市長賞最優秀賞にも輝いた。「ORI―GiN1848」は「トロピカルでリッチなジン」をテーマにピーチパインなど県産の素材を使用した。製造部の仲里彬主任は「目指した方向性がしっかり伝わってうれしい」と話した。

 25日から那覇市の奥武山公園で開かれる沖縄の産業まつりでブースを設け、同ジンを使ったジントニックを販売する。26、27日の両日は午後3時から、県内の著名バーテンダー4人が作ったオリジナルカクテルを販売する。