31日未明に那覇市首里城の正殿などが焼失した火災で、ボクシングの元世界ライトフライ級王者の具志堅用高さんは、所属する白井・具志堅スポーツを通して発表したコメントで「ニュースを聞き、映像を見て大変ショックを受けた。首里城は昔から元気がもらえる大切な場所で、沖縄のシンボルのような存在。みんな誇りを持っていた。自分を含め気持ちが落ち込んでしまう人も多いかと思う」と落胆の気持ちを表した。
その上で「しかし沖縄人には力強く粘り強く困難に打ち勝つ精神が宿っていると信じている。これから復興に向けての第一歩を踏み出し、あの美しい首里城をもう一度見られる日がくることを心から願っている」と期待した。【琉球新報電子版】