舞踊と島の原風景体験 うるまシマダカラ芸術祭 きょう閉幕


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踊りを披露する宮城ウシデーク保存会=9日、うるま市浜比嘉島の旧浜中学校

 【うるま】1日に始まった「うるまシマダカラ芸術祭」(主催・うるま市、島アートプロジェクト実行委員会、共催・琉球新報社)が10日で閉幕する。9日は浜比嘉島の旧浜中学校で「ウスデークの夕べ」が催され、宮城ウシデーク保存会と平安座ウスデーク保存会がそれぞれ踊りを披露した。来場者は、古くから伝わる女性だけの舞踊に触れ、島の原風景を体験した。

 伊計島から来た86歳の女性は「島が違えば踊り方や歌が違う。ウスデークはやっぱりいいね」と満足げだった。踊りの後は、スクリーンで島にまつわる昔の映像を上映した。

 作家やアーティストらが島人と交わり、つくり上げてきた芸術祭は10日午後5時まで、伊計島と宮城島、浜比嘉島で行われる。