一体どんな味に? 津嘉山、ヘリオス、龍泉の3酒造所がブレンド泡盛 名護市制50年記念 7月5日3000本発売


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名護市にある泡盛メーカーの(前列左から)ヘリオス酒造の渡嘉敷吏さん、龍泉酒造の平良義恒さん、津嘉山酒造所の秋村英和さん。後列は市商工観光局の安川ゆきのさん=13日、名護市大中の津嘉山酒造所

 【名護】名護市の市制50年に合わせ、津嘉山酒造所、ヘリオス酒造、龍泉酒造がそれぞれ製造する泡盛をブレンドした記念ボトル「泡盛 75Majun(なごまじゅん)」の開発が計画されている。名護十字路商店連合会や名護社交飲食業組合、山原島酒之会、市商工会、市観光協会、市の関係者らが協力し、3千本を7月5日に販売する予定。デザインラベルも公募している。

 2月から関係者が市大中の津嘉山酒造所に集まり、「名護泡盛プロジェクト」として進めている。売り上げの一部は市が制定するシンボルの一つ、テッポウユリの普及に充てる。

 現在の計画では720ミリリットル、アルコール度数は30度。津嘉山酒造所は「國華」、ヘリオス酒造は「くら」、龍泉酒造は「龍泉」などの銘柄を発売している。

 プロジェクトのメンバーは、3酒造所の商品を一度に周知することで泡盛市場の消費拡大、市内の経済活性化などを図りたいとしている。

 市内では2018年に市民とオリオンビールなどが協力して「75(なご)ビール」を開発し、好評を得ている。市制施行50年は8月1日に迎える。

 泡盛ボトルのデザイン応募や問い合わせはメールで受け付ける。締め切りは4月19日。アドレスは75ap@nago-love.okinawa