20日は二十四節気の一つ「小満(しょうまん)」。沖縄ではこの日から「芒種(ぼうしゅ)」までの期間を「小満芒種(すーまんぼーすー)」と呼び、梅雨の時期に当たる。
梅雨前線の影響で曇りや小雨が降った19日、宜野湾市大山の畑ではターンム(田芋)がすくすく成長していた。雑草取りなど作業に精を出していた農家の又吉正彦さん(63)は「この時期いかに大きく成長させるかで出来が左右される。とにかく草を丁寧に取る」と話した。沖縄気象台によると、今後1週間は梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多い見込み。