伝統の浦添高、県内1位であること示そう(浦添高校空手部へ)


この記事を書いた人 アバター画像 大城 周子
県総体に意気込む浦添高校空手部のメンバー

浦添高校空手道部 部員へ

 私たちは浦添高空手道部の全国総体35年連続出場を目指してきました。全国総体がなくなり、心が折れそうになった子もいたかもしれません。

 でも、君たちは県総体に切り替えて、目標を見失わずに日々研鑽(けんさん)を積んできました。この期間が苦しいからこそ、耐え切って県総体で優勝することに最高の価値があります。

 9人の3年生は誰一人引退を考えず、県総体まで戦うことを決めています。これからは皆が同じ方向を向いて一丸となることが大事になります。

 形、組手、個人、団体の全種目制覇を目指そう。伝統の浦添高が県内1位であることを示し、有終の美を飾りましょう。

 スポーツには力があります。一生懸命取り組んでいる姿は、必ず人に勇気と感動を与えます。君たちの力で、コロナで沈みがちな雰囲気も払拭できると信じています。

 これまで支えてくれた家族、仲間、先生方に感謝の気持ちを忘れずに、部旗に掲げている『執心』を胸に、これからの練習は一日一日にこだわりを持って全力を出し切ってほしい。

監督・伊禮光国より