コロナ感染男性は福岡出張の医療関係者 現地の知人も陽性 沖縄県発表【7月8日夕】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県で8日に新型コロナウイルスの感染が確認された40代男性は、先月23日から今月1日にかけ福岡県に出張していたことが、同日の県の調べでわかった。男性は医療関係者だという。

 県の発表によると、男性は沖縄本島の中部保健所管内に在住。今月3日に倦怠感や下痢、頭痛などの症状が出た後6日に発熱し、指定医療機関を受診した。出張先で接触した知人も、その後陽性が確認されたという。県は今後、濃厚接触者を調べるとともに、移動中の飛行機内でも対象者がいないか航空会社に確認するという。

 県内では、5月1日から新規感染者は発生していなかったが、69日ぶりの患者となった。

 県がこの日発表した検査対象は14人。県関係者の累積患者数は144人。

 前日の7日には、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)に住む軍属5人が新型コロナに感染したことが判明している。【琉球新報電子版】