高校生、熱戦展開 沖縄県高校総体が開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
水泳男子200㍍個人メドレー決勝で勢いよくスタートする選手ら=18日、那覇市の奥武山総合運動場水泳プール(ジャン松元撮影)

 高校生スポーツの祭典、2020年度県高校総合体育大会(県高校体育連盟、県教育委員会主催)が18日、開幕した。初日は県内各地で10競技を実施。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で九州大会や全国総体(インターハイ)は中止となったが、選手たちは例年と変わらぬ熱戦を繰り広げた。

 上位大会にはつながらず、高校生活最後の大会となる競技もある。優勝が決まっても涙が止まらなかったり、指導者と握手して感謝を伝えたりする姿も見られた。3年生1人につき保護者2人までの入場が許可された屋外競技では、父母らが静かに活躍を見守った。屋内競技は「3密」のリスクが避けられないとして無観客で開催。総合開会式も行われなかった。

 第1日の実施競技はバスケットボール、サッカー、バドミントン、相撲、ハンドボール、レスリング、競泳、自転車、カヌー、ヨット。