同校対決/男子海勢頭制す
○…フェンシング男子は海勢頭慶悟(具志川)がフルーレ、エペともに同校対決を制した。フルーレでは「実力は五分五分」という主将の金城由八を倒した。「最後の大会で優勝できて良かった」とほっとした表情を浮かべた。
攻撃的なスタイルの金城に対し「自分はカウンターを狙うタイプ」という。序盤はリードしたが、中盤はポイントを連取された。「流れが変わる」と焦ったが「疲れたときは相手から離れて落ち着いて」という先輩の助言を思い出し、15対9で逃げ切った。「個人競技だと思っていたがいろんな人に支えられて成長できた」と振り返った。
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全力充実/笑顔の伊佐
○…フェンシング女子は伊佐朋華(読谷)がフルーレ、エペの2冠を手にした。ライバルの富高里音(首里)は体調不良でフルーレ1回戦で涙の棄権。伊佐も「富高と戦いたかった」と残念がったが「全試合で自分の力は出し切った」と充実の笑顔を見せた。
※注:富高里音の「高」は旧字体
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(県総合運動公園体育館サブアリーナ)
【男子】
▽フルーレ決勝トーナメント1回戦
金城由八(具志川) 15―5 下地凛(同)
▽同決勝
海勢頭慶悟(具志川) 15―9 金城
▽エペ決勝
海勢頭 15―12 下地
▽サーブル認定優勝 金城
▽学校対抗認定優勝 具志川
【女子】
▽フルーレ決勝トーナメント1回戦
伊佐朋華(読谷) 15―2 山内瑛理(同)
名渡山海里(読谷) 棄権 富高里音(首里)
▽同決勝
伊佐 15―5 名渡山
▽エペ決勝トーナメント1回戦
山内 15―8 名渡山
▽同決勝
伊佐 15―8 山内
▽サーブル認定優勝 富高
▽学校対抗認定優勝 読谷