社会

沖縄で新たに10人感染、うち幼児1人も 県、警戒レベル引き上げ見送り

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 県は24日、県内で新たに10人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。10人のうち1人は那覇市のこども園に通う6歳以下の幼児。幼児の感染は県内で初めて。同日会見した玉城デニー知事は「(第2段階の)流行警戒期に移行しつつある」との見方を示した。警戒レベル引き上げは見送り、渡航自粛などの判断には踏み込まなかった。 

 県は警戒レベルの判断基準として、直近1週間の新規感染者などを参考にする。現在の第1段階「発生早期」と照らし合わせて、直近1週間の入院者数(23人以下)、新規感染者数(14人以下)は引き上げ判断の基準を超えている。一方で病床利用率などは基準以下に収まっている。

 玉城知事は「直ちに医療体制が逼迫(ひっぱく)する状況ではないと総合的に判断した。流行警戒期に移行しつつある状況で、今後の対応は引き続き検討する」と述べた。対策本部でも第2段階に引き上げるべきだという意見はなかったという。連休中の感染者の状況も踏まえて、県は27日に専門家会議を開催するなどして、警戒レベルの引き上げが必要か判断する。

 県は主催イベントの実施ガイドラインについて、現在5千人となっている参加上限数を8月に解除する予定だった。しかし全国的な感染者増加で国の方針が見直されたことや、県内の感染状況を踏まえ、解除を1カ月延期して状況を確認することを決めた。



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