中央には首里城をデザイン 高校野球夏季大会の優勝旗を独自製作 ローソンとサンエーが県高野連に寄贈


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この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
岩崎勝久会長(右端)にオリジナル優勝旗を贈るローソン沖縄の中西淳社長(左端)とサンエーの福里健之営業企画部長=30日、北中城高校

 8月2日に開催される「2020県高校野球夏季大会」の決勝戦を前に、ローソン沖縄とサンエーは30日、優勝チームに授与するオリジナルの優勝旗を県高校野球連盟に贈った。贈呈式が同日、北中城高校で行われた。

 全国高校野球選手権は新型コロナウイルスの影響で中止となり、県高野連が独自の代替大会開催を決定した。ただ選手権地区大会の枠組みから外れるため優勝旗は準備できていなかった。それを知った両社が球児を思い製作に協力。優勝旗は朱色で中央には首里城がデザインされている。

 ローソン沖縄の中西淳社長は「独自大会開催を知り、製作しようとなった。引き続き球児を支援していきたい」とあいさつした。

 岩崎勝久県高野連会長は「両社のご厚意で素晴らしい優勝旗をいただけることになった。生徒たちも喜ぶと思う。甲子園はなかったが、県で優勝したという象徴になる」と感謝した。

 ローソン沖縄は2008年から、サンエーは2010年から夏の甲子園に県代表で出場する球児たちへ寄付や物品を寄贈している。

※注:岩崎勝久会長の「崎」は、「大」が「立」の下の横棒なし