中城城跡のロゴ決定 世界遺産20年で 県立芸大の学生がデザイン


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中城城跡のロゴが制定された。(左から)島袋雄一村観光協会事務局長、浜田京介村観光協会会長、県立芸大の藤紗弥さん、仲本賢県立芸大教授=7月31日、中城村役場

 【中城】中城城跡世界遺産登録20周年記念事業の一つ中城城跡ロゴが決まった。7月31日、中城村役場で会見があり、県立芸術大学美術工芸学部デザイン専攻(4年生)の藤紗弥さんらのデザインが採用された。県内の世界遺産では初のロゴマーク制定。村観光協会の会長に就任した浜田京介中城村長も同席した。

中城城跡のロゴ

 中城城跡の石積みの特徴である三つの技法を表現し、中央の石積みや、城跡から見渡す豊かな緑と城下に広がる青い海をイメージしたという。藤さんは「中城村の自然の多いところを落とし込んだ。ロゴになって光栄です」と話した。

 今後は同村観光協会のロゴとしても使用する。 (知念夏希通信員)