沖縄、国の緊急事態発出の対象にも 政府のコロナ対策分科会が示唆


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 【東京】政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が7日、行われ、地域の感染状況を4段階で示すステージを判断する際の指標をまとめた。尾身会長は「緊急事態宣言など、強制性のある対応を検討せざるを得ない」とされる「ステージ4」に当たるかを判断する6つの目安のうち、沖縄県について「2つの指標が入っている」と述べた。沖縄が国の緊急事態宣言を発出する対象になりうる可能性を示唆した。その上で、実際の判断は国や都道府県が行うことだとし「総合的に判断してほしい」と述べた。

 同日分科会が示した目安では①病床のひっ迫具合②療養者数③PCR陽性率④新規報告数直近1週間と先週1週間の比較⑥感染経路不明割合―の6項目を示した。

 また、尾身会長は沖縄で感染拡大が続くウイルスについて、米軍由来のものが多いのか、東京由来のものが多いのかを国立感染症研究所が調べていると語った。