沖縄県医師会は8日、那覇市松山地域の飲食店従業員らを対象に今月1、2の両日にPCR検査をした結果、86人が新型コロナウイルスに感染していたことを確認したと発表した。陽性率は4.2%という。
那覇市や県医師会などが実施した大規模な検査は、同市若狭の那覇港大型旅客船バースで行われた。感染者集団(クラスター)の発生した那覇市松山のキャバクラ店や飲食店従業員らを中心にした無料のPCR検査で、検査人数は2日間合わせて約2080人となった。採取された検体は県外の機関で検査したため、この日の発表となった。検査の結果は、陽性反応が出た受診者だけに通知されている。
86人のうち7人が7日の県発表、3人が8日の県発表の数字に含まれている。76人は9日以降の県発表に随時含まれる。(午後9時更新)