台風8号、沖縄本島で23日夜から暴風　警報級の大雨のおそれも【23日午前8時】

　気象庁によると、台風８号は２３日午前８時現在、久米島の西約２９０キロにあり、ゆっくりとした速さで北北東に進んでいる。中心気圧は９９０ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は３０メートル、最大瞬間風速は４０メートルで、中心の東側９５キロ以内と西側７５キロ以内は風速２５メートル以上の暴風域となっている。沖縄気象台によると、台風は今後発達しながら北東に進むため、沖縄本島地方では２３日夜遅くから暴風となり、２４日未明から朝に最も近づく見込み。台風の進路によっては、２３日に宮古島地方で暴風となるおそれがある。

　八重山地方の暴風警報は２２日午後８時５０分に解除されたが、２３日も強い風に注意が必要としている。
　
　沖縄気象台の午前７時３４分の発表によると、２３日は先島諸島で１時間に５０ミリの非常に激しい雨が降り、沖縄本島地方では１時間に４０ミリの激しい雨が降る見込み。台風の発達や進路によっては、沖縄本島地方では２３日から２５日にかけて、警報級の大雨となるおそれがある。【琉球新報電子版】