社会

辺野古の座り込み6000日 市民ら決意新たに 抗議活動続ける

座り込み日数「6000日」を示す看板と、抗議活動を続けてきた市民ら=21日、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する人たちが、辺野古海岸のテント村で座り込みを始めて、21日で6千日となった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため集会などは開かず、一部の市民のみが集まった。座り込み日数を刻む看板を前に写真を撮るなどして、今後も続く抗議活動への決意を新たにした。

 座り込みは2004年4月19日、政府が辺野古沖の海底ボーリング調査を行った日に始めた。現在は感染防止対策の観点から、平日は午前中のみ少人数で抗議する。座り込みを続ける田仲宏之さん(48)は「状況は変われど、新基地建設反対の意思を示す根っこは変わらない」と力を込めた。埋め立て工事は着々と進んでおり、辺野古の海岸近くに住む70代女性は「風景ががらっと変わってしまった。海をこれ以上汚さないでほしい」と悲痛な声を上げる。

 ヘリ基地反対協議会の相馬由里さん(42)は「希少種が多い、大浦湾の豊かな海を守らないといけない」と危機感を募らせる。安次富浩共同代表(74)は「総工費は9300億円に膨れ上がっている。無謀な計画だ。国民の生活を守るため、新型コロナ対策などほかの責務を全うしてほしい」と力強く訴えた。



関連するニュース








  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス