いじめ、不登校が最多 沖縄県教委が2019年度問題行動調査


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 沖縄県教育委員会は22日、2019年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の沖縄県版を公表した。県内国公私立の小中高の暴力行為発生件数は618件増の2687件、いじめ認知件数は2096件増の1万4895件、不登校の児童生徒数は181人増の4630人だった。いずれも過去最多となった。県教委は暴力行為、いじめについて「積極的な認知で件数が増加した」と分析している。

 金城弘昌教育長は「全ての児童生徒が安心して通える魅力的な学校づくりと、認知後の組織的な対応をより一層推進していく必要がある」とコメントした。【琉球新報電子版】