再建願い、ともる明かり 首里城公園で「うむいの燈ランタン夜市」


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幻想的な明かりの下でビールや泡盛を味わう来場者=30日、那覇市の首里城公園

 31日から始まる「首里城うむいの燈ランタン夜市」の前夜祭が30日、首里城公園内首里杜館前広場であった。「首里城うむいの燈プロジェクト」の協賛企業、後援団体などが出席し、ランタンの幻想的な明かりの下、ビールや首里の泡盛、食事を楽しみ、首里城再建へ思いをはせた。

 同プロジェクトはオリオンビールの早瀬京鋳社長が呼び掛け人となり、県内企業17社が協賛。沖縄ヤマト運輸の赤嶺真一社長は「今は小さな明かりだが、再建した時にはもっと大きな明かりになることを思い浮かべ、プロジェクトを続けていきたい」と話した。ランタン夜市は31日から11月8日の午後5~9時まで。密を避けるため、入場制限をするほか、入場から60分の時間制となっている。