沖縄県議会議長を務めた外間盛善氏が死去 83歳


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沖縄県議会議長などを務めた外間盛善氏

 元沖縄県議会議長で自民党県連会長などを歴任した外間盛善(ほかま・せいぜん)氏が3日午後1時21分、右腎盂がんのため八重瀬町の病院で死去した。83歳。豊見城村高安出身。告別式は7日午後2時から4時、豊見城市高安560の1、公益社セレモニーホールとみしろで。喪主は妻順子(じゅんこ)さん。

 豊見城村議を経て、1980年から県議会議員を7期28年務めた。90年代の政界再編の中で自民党を離党し、新生党県連代表幹事、新進党県連幹事長を歴任した。その後、自民党に復党し、2003~04年に県連会長。04~06年には県議会議長に選出された。

 豊見城市と那覇市に架かる「とよみ大橋」「爬龍橋」の実現などに尽力し、2010年に豊見城市の名誉市民に選ばれた。【琉球新報電子版】