沖縄県内コロナ感染 新たに16人【11月5日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は4日、10歳未満から50代までの16人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。新規感染者数が10人台となるのは3日連続で、県の糸数公保健衛生統括監は「4日の行政検査数は181件と少なくなく、感染は落ち着きつつある」との見方を示した。

 新規感染者のうち10人はすでに感染が確定した人との接触で感染したとみられ、家族内が5人、飲食が3人、友人・知人が1人、調査中が1人だった。残る6人の感染経路は調査中。家族内の接触で10歳未満の4人が感染した。接客業の2人、飲食業の1人が感染した。60代以上の感染者はいなかった。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は12・22人で33日連続で全国最多となった。全国で突出した状況が続く。2位の大阪は9・92人。245床の病床に184人が入院しており、占有率は75・1%となっている。

 糸数統括監は「飲食を通した感染者は毎日のように出ており、これがクラスターになると感染者数は一気に増える」と警戒感を示した。米軍基地内の陽性者はいなかった。