未利用の口座に管理手数料 琉球銀行、来年2月以降の開設が対象


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
琉球銀行(資料写真)

 琉球銀行(川上康頭取)は、2021年2月22日以降に開設される普通預金口座を対象に「未利用口座管理手数料」を新設すると発表した。残高が1万円未満で、2年以上預け入れや払い戻しがない口座が対象となる。

 手数料の新設について同行は「長期間利用されていない口座が不正利用されることによる犯罪被害防止などを目的としている」と説明している。未利用口座の管理手数料は年間1320円(税込)。

 対象となる顧客には案内を送り、一定期間が経過しても取引がない場合、手数料を引き落とす。残高不足などで手数料の引き落としができない場合は残高金額を引き落とした上で自動的に解約する。