スポーツで地域交流 名護で「やんばるハンドボールフェスタ」開催


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
名桜大生らに見守られながら、元気良く講習に参加する「名護ユナイテッド」の子どもたち=22日、名桜大体育館

 【名護】スポーツを通した地域交流、子どもたちの成長などを目的とした講習会「やんばるハンドボールフェスタ」(主催・名桜大学、名護市ハンドボール協会)が22日、名桜大体育館で開かれた。来季から日本ハンドボールリーグへ参入する「ザ・テラスホテルズ」を講師に迎え、小学生から一般までの全カテゴリーが講習会に参加し、スポーツの多様性を学んだ。

 午前の部は市内の小学生チーム「名護ユナイテッド」の子どもたち43人が参加。パスカットの練習など基本的な動作を学んだ後、試合形式の練習で汗を流した。チームの岸本彩楠さん(屋部小6年)は「一般の人や大学生は知らない人同士でも、すぐに連携ができるからすごい」と話した。

 ザ・テラスホテルズの榎本葉月選手は「元気いっぱいで、私たちも力をもらえる。しっかり技術を伝えたい」と笑顔だった。主催者代表の高島諄さん(名桜大3年)は「子どもから一般まで幅広い層で交流の場を設けることができた。私たちも技術指導をするなど、貴重な機会となった」と充実感を示した。企画は北部広域市町村圏事務組合の支援金の協力で、開催に至った。