わびあいの里常務理事、高垣喜三さん死去 平和運動に取り組む 71歳


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亡くなった本部町島ぐるみ会議の高垣喜三さん(高垣縁さん提供)

 高垣 喜三さん(たかがき・きぞう=「わびあいの里」常務理事) 1日午後8時39分、名護市内の病院で急性硬膜下血腫のため死去した。71歳。自宅は本部町瀬底。高知県出身。伊江島で土地闘争に取り組んだ故阿波根昌鴻さんの足跡を伝える「わびあいの里」で常務理事を務め、沖縄県内で平和運動に取り組んだ。葬儀は近く、町内で友人・家族のみで行う予定。

 高垣さんは1948年12月生まれ。大阪府枚方市職員を退職後、2011年に沖縄へ移住した。名護市辺野古の新基地建設問題を巡り、本部町島ぐるみ会議のメンバーとして、本部港塩川地区などにおける土砂搬出作業を監視するなど平和運動に取り組んだ。