中城城跡が切手に 世界遺産登録20年を記念 日本郵便沖縄支社


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中城城跡のオリジナルフレーム切手(日本郵便沖縄支社提供)

 【中城】日本郵便沖縄支社(比嘉明男支社長)は2日、中城城跡のオリジナルフレーム切手を発売した。同城跡が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されて20年を迎えたことを記念し、制作した。

 中城村や那覇市など計5郵便局で販売する。窓口で300シート、ウェブで100シートの限定。価格は1シート(84円切手5枚)920円。

切手を中城村に贈呈した比嘉明男日本郵便沖縄支社長(中央)=2日、中城村役場

 中城村役場で2日、村への贈呈式があった。比嘉支社長は「中城城跡の魅力を堪能できるデザインだ。切手での発信を通し、伝統文化を守り育てる意識の向上につなげたい」と述べた。

 浜田京介村長は「沖縄観光回復の一翼を担えるよう頑張りたい」と感謝した。