LINEジャーナリズム賞・琉球新報が全国一 Coccoさんの記事で受賞


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
LINEジャーナリズム賞を受賞した記事を執筆した琉球新報デジタル編集グループの田吹遥子記者(画面上)(LINE提供)

 「LINE NEWS」で利用者の心を動かした全国一の記事を表彰する「LINEジャーナリズム賞」に、琉球新報の記事「戦争の記憶、いかに次世代へ?Coccoが明かす『祖父母の教え』」が選ばれた。琉球新報としては、定時配信記事の読者満足度を表彰する18、19年の「LINEアワード大賞(地方Ⅱ部門)」に続き、3年連続の賞となった。

 16日にオンラインで配信された「LINE NEWS AWARD2020」で発表された。今年配信された220万本以上の記事のうち、閲覧数や利用者の反応を基に、新しい角度や見せ方で伝えたか、読者の心を深く動かしたかの観点から審査した。

LINEジャーナリズム賞を受賞した琉球新報の記事

 記事は、アーティストのCoccoさんが聞いた祖父母の戦争体験から、沖縄戦を語り継ぐヒントを探った。8月15日の終戦記念日に関連した企画で「LINE NEWS」限定で配信した。

 LINEは記事について「沖縄戦の語り部の継承者不足問題に対し、歌うことや身近なところから伝えるというCoccoさんの考えを通じて、幅広い世代に戦争を考える機会をつくった」と評価。筆者の田吹遥子記者は「若い人や、沖縄に関心がない人にもLINEを通して届けることができた」と話した。

 LINEアワード大賞(地方Ⅱ部門)では下野新聞(栃木県)に継ぐ2位だった。

地方紙Ⅱ部門のLINEアワード大賞を含めると3年連続の受賞となったLINEジャーナリズム賞のトロフィー

 

受賞記事:戦争の記憶、いかに次世代へ?Coccoが明かす「祖父母の教え」

 

 

午後0時11分に琉球新報のニュースが届く定時配信の友だち登録は以下から


友だち追加