きょう冬至 募る寒さ、キビ刈りに汗  本島南部で収穫期


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収穫したサトウキビを畑に積み上げる農家 =20日午前、八重瀬町富盛(ジャン松元撮影)

 21日は二十四節気の一つ「冬至」。北半球では1年で最も昼の時間が短いとされる。沖縄ではトゥンジージューシー(炊き込みご飯)を仏壇などに供え、家族の健康や繁栄などを願う習わしがある。

 沖縄本島南部では、サトウキビの収穫期を迎えた。八重瀬町富盛の畑では、知念靖さん(44)、峻輝さん(19)=南城市玉城船越=の親子が作業に精を出していた。

 靖さんは「今年は雨も適量に降ったのでキビの生育が良い」と、額の汗を拭いながら笑顔で話した。