オリオンビールが初荷式 「国内酒類業界で初のジャンルに挑戦」社長が今年の計画に言及


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オリオンビールの初荷を載せ県内各地に向け出発するトラック=3日午前9時10分ごろ、浦添市城間

 オリオンビール(豊見城市、早瀬京鋳社長)は3日、2021年初荷式を浦添市城間の同社物流倉庫で開催した。例年、経済界からも大勢が集まり新年を祝うが、今年は新型コロナウイルス対策として、同社の役職員と報道各社のみで開催した。ビールなどを積んだトラック4台が、県内の酒販店に向けて出発した。

 早瀬社長は初荷式で「今年、新たなブランド、新たな製品カテゴリーの導入をする」と話した。3月ごろをめどに、国内酒類業界では初のジャンルに取り組むことを計画しているという。

 新型コロナの拡大は続いているが、早瀬社長は「コロナ禍だからこそ、創業者の『なにくそやるぞ』の精神をもう一度胸に刻み込み、県民やビジネスパートナー、行政と手を取り合って、沖縄から世界を笑顔にしていく」と話した。