時短要請へ那覇などの飲食店巡回 沖縄県、協力金の要件伝える


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
飲食店を巡回し営業時間短縮要請に伴う協力金の周知をする松川正則宜野湾市長(右から3人目)と県の嘉数登商工労働部長(同2人目)など関係者ら=8日午後6時半ごろ、宜野湾市普天間の旬彩創作工房なかむら(喜瀨守昭撮影)

 沖縄県は8日夜、新型コロナウイルス感染対策のため午後10時までの営業時間短縮を要請している、那覇市など5市の飲食店やバーなどを巡回し、対策内容や要請に応じた店舗に支払う協力金の要件などを伝えた。県と各市役所、業界団体の担当者が合同で実施する。

 宜野湾市普天間の「旬彩創作工房なかむら」に、松川正則宜野湾市長、嘉数登県商工労働部長、県飲食業生活衛生同業組合の鈴木洋一理事長、宜野湾市社交飲食業協会の仲松友幸会長が訪れた。

 検温や換気、4人以下に分けて着席していることなど、県の呼び掛けている会食・会合時の注意事項が守られていることを確認した。

 嘉数部長は協力金について「申請期限があるので注意してほしい。申請後に審査を始めて最短2週間で支払う」と伝えた。