泡盛の香りと味わい「正しく知って」 沖縄国税が「香味輪」の英語・中国語版を作成


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社
泡盛フレーバーホイールの英語版と中国語版をPRする沖縄国税事務所間税課の原爽太朗さん(左)と相澤常滋さん=28日、那覇市泉崎

 沖縄国税事務所はこのほど、泡盛の香りと味わいを表現する「泡盛フレーバーホイール」の英語版と中国語版(泡盛香味輪)を作成した。国税庁ホームページの、沖縄国税事務所泡盛フレーバーホイールのページから無料でダウンロードできる。

 泡盛に関する香味用語を正しく伝えるため、酒類と食文化に詳しい海外の専門家に監修を依頼した。英語版は琉球大国際地域創造学部のウエーバー・ティル教授、中国語版は台湾で日本産酒類の普及活動に取り組む酒芸商貿(台北市)の楊凱程(ヤンカイチェン)CEOが担当した。

 28日、沖縄国税事務所間税課財務技官の原爽太朗さんと、主任鑑定官の相澤常滋さんらが琉球新報社を訪れてPRした。

 原さんは「泡盛の海外需要を開拓するため、ホイールの多言語化に取り組んだ。ぜひ多くの人に活用してもらいたい」と述べた。