ラオスで口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)患者の治療を支援してきた沖縄・ラオス国口唇口蓋裂患者支援センターの砂川元(はじめ)顧問がこのほど、「第22回西日本国際財団アジア貢献賞」を受賞した。西日本国際財団はアジアとの国際交流に貢献している九州、沖縄、山口地域の団体や個人を表彰している。
砂川顧問はラオスのセタティラート病院を拠点として、2001年から支援を始め、19年までに口唇口蓋裂患者347人に無償で手術・治療をした。受賞について「日本口唇口蓋裂協会や琉球大学付属病院スタッフの協力で続けることができた」と関係者に感謝した。
今後は新型コロナウイルスの状況を見極めながら活動を継続する予定。授賞式は福岡市内で3月2日に開かれる。