2020年の1年間に県警が確認した米軍構成員による刑法犯は39件で、うち66・7%を占める26件が米海兵隊所属だった。県議会米軍基地関係特別委員会で説明員として出席した県警の崎原永克刑事部長が明らかにした。
空軍が15・4%の6件、海軍が12・8%の5件、陸軍が5・1%の2件だった。20年12月には在沖米海兵隊上等兵が、タクシーの運転手を脅して首を絞めてけがを負わせ、現金やタクシー1台などを奪ったとして、逮捕・起訴された。そのほか、飲酒運転や傷害事件があった。
21年2月に強制わいせつ容疑で捕まったのも海兵隊員だった。