重さ約100キロのサメ捕獲 おなかに稚魚8匹 伊江村漁協「安全確保の大事な仕事」


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伊江島近海でサメを捕獲した宮里和義さん(左)と玉城太智さん=14日、伊江村

 【伊江】伊江島近海で14日、体長およそ150センチ、体重100キロほどのオオメジロサメが捕獲された。捕獲したのは伊江村漁業組合理事の宮里和義さんと同漁協観光部会部長の玉城太智さん。サメは前日に仕掛けたはえ縄にかかっていた。サメの中では大きい方ではないが、おなかには8匹の稚魚がいた。

 宮里さんは「サメがいると魚も寄り付かない。生活を守るため、組合員の安全を確保するために駆除はやらないといけない大事な仕事。もっと大きなサメの影を見たので、そのサメを捕獲するまでは続けます」と話し、また船を沖に走らせた。(知念光江通信員)